夜間の消防活動にはカメラが有効

カメラが有効

夜間における消防防災ヘリでの行方不明者の捜索や被災情報収集、ドクターヘリでの患者搬送などついては、日本に限らず、海外においても運航上の様々な課題があるため、リスクの少ないドローンに超高感度カメラや熱感知カメラなどを積載して、夜間の消防活動を検討している災害対応機関が多い。

■ドクターヘリ夜間運行の課題
ヘリコプターによる国内での夜間運航の条件整理
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000360984.pdf

先日、ある消防本部で行った「これからの消防の課題と改善について」のワークショップの中で、過去の地震・水害災害活動体験を振り返って「自然災害における消防活動」の具体的な装備や活動種類を洗い出しを行った。

その中で、今までの活動で足りないと思われた装備や夜間における要救助者の捜索や特に大規模な水害時の消防活動全般について、実現できるかは別として、これからの可能性を前提に課題解決案などをネットで調べながら議論を行った。

下記は、洗い出しの一部。

1.夜間における消防防災ヘリやドローンによる上空からの被災状況の確認
(1)人的被害情報の把握
・水害、津波等による孤立者数の把握
・病院、避難所屋上に避難、または、表示された被災者数や支援物資情報
・大量、かつ、広範囲のがれきエリアにおける行方不明者の捜索
・避難所周囲の2次災害予測(継続的な避難所の安全環境確保)
・河川津波による要救助者捜索(内水氾濫による孤立者)
・津波からの高台への避難者数等健康状況把握(高齢者など*季節環境要因配慮)
・水上漂流者等の捜索(河川、海、住宅地の広域な内水氾濫を含む)
・土砂災害による生き埋め者の捜索(体や衣服の一部分露出)
*季節環境要因=熱感知カメラによる熱中症、低体温症

(2)物的被害情報の把握
・道路や橋梁等出動に支障のあるインフラ施設情報
・台風による電線等鉄塔の倒壊状況把握
・消防庁舎や災害対策本部、避難所の周囲被災状況把握
・災害対応機関の車両、装備等の被災状況把握
・捜索活動隊の活動予測による安全管理
・原子力発電施設、化学プラントの危険物や毒劇物漏洩等状況把握
・市町村の公有財産における被災状況把握
・通電火災発生予測と監視

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