2018/05/23
防災・危機管理ニュース
大和ハウス工業グループの大和リースは22日、建設現場の熱中症対策のため、株式会社空調服の送風ファンの付いた作業服を社員や協力会社の作業員に支給すると発表した。
大和リースは商業施設や駐車場といった、事業用建築物の工事を主に手がけている。2016年度から試験的に協力会社の作業員向けに、左右の脇腹の部分についたファンから内部に風を送る空調作業服を支給。着用者の熱中症発症がないことから、現場管理者である同社社員向けにも今夏から支給する。社員向けに374着を支給。協力会社作業員には500着を補助支給とする。ファンと充電式バッテリーは取り外して洗濯も可能。
また、熱中症対策としてほかにもコカ・コーラ ボトラーズジャパンの自動販売機を全国約40現場に設置。大和リースが価格の一部を負担し、スポーツドリンク「アクエリアス」の500mlペットボトルを1本50円で販売する。
■ニュースリリースはこちら
http://www.daiwalease.co.jp/press/180522_sagyo.pdf
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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