厚生労働省は29日、同省のメール中継サーバーに不正アクセスがあり、約10万件の迷惑メールが送信されたと発表した。メールは英文で、海外からの送信とみられる。個人情報の漏えいは確認されていないという。
 迷惑メールは27日午後8時ごろから28日午後8時半までの間に送信された。件名は「Re:Can I trust you?」で、同省のアドレス「@mhlw.go.jp」は使われていない。
 管理する事業者から28日夜、中継サーバーに迷惑メールが大量に来ていると同省に連絡があり、アクセスを遮断するなどの措置を講じた。同省担当者は「システム運用・保守事業者に原因究明と再発防止の徹底を求める」などとしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)