知られざる面白いものがあります

今年は、ハザードマップの重要性が話題になりましたね。台風が来た際、初めてハザードマップを読んだ!という方も声もお聞きしました。そして、洪水や浸水被害があった地域を見るとハザードマップの想定内だったというケースも知られるようになりました。

でも…

地震や水害が起きる前に見た方がいいのがわかっているけど、なかなか見られないのが、ハザードマップでもありますよね。なぜって、これを言ったら怒られそうだし、苦労して作成した自治体の皆さんごめんなさいなのですが、自治体や行政が作っているものは、どうしても、つまらなくなりがちです。間違いがないように、正確に、すべての情報を網羅しようとするので、どこが重要かの強弱がわかりにくくて、いってみれば、できの悪い参考書というか、網羅しているだけの教科書みたいな感じです(言ってしまった 汗)。

正確性の担保はとても重要な事なんですけどね!

さて、私は全国で防災の講演をしていることもあり、毎日、いろいろな地域のハザードマップを読んでいます。いろいろな所のハザードマップを読むので、中には「これは!」っていう面白いものも発見します。でも、地域の人にとっては、それが唯一のハザードマップなので、良さに気づいていない事がほとんどなのです。ハザードマップの性質上、他府県に発信されたり紹介されたりってほとんどないみたい。なので、全国には知られていないおもしろいハザードマップの一部をご紹介します。