2024/02/12
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュース
2024/1/26発生の、兵庫・金属加工工場で機械の火災
何かの原因で炉から出火した可能性。洗浄機械が焼けた。従業員1名が左足にやけどで軽傷
2024/1/30発生の、埼玉・中学校のグラウンドで異臭
何かの原因でグラウンド付近で刺激臭がしていた可能性。部活動の朝練習をしていた生徒ら23名が目や喉の痛みなどで体調不良となり、うち10数名が病院に搬送された
2024/1/31発生の、徳島・製紙工場のベルトコンベアで火災
ボイラに燃料の廃プラスチックを供給するベルトコンベアの火災。施設の一部とベルトコンベアが焼けた
2024/1/31発生の、愛知・火力発電所のボイラ施設で爆発、火災
通常20℃のバンカ(木質ペレットの一時貯蔵場所)のセンサの温度が55℃まで上昇していたことや、バンカ付近の外壁の損傷が大きかったことなどから、何かの原因でバンカ内の木質ペレットに着火した可能性
2024/2/1発生の、高知・食品工場でダクトの火災
調理室では揚物の調理などが行われており、ダクトに溜まった油に何かの原因で着火した可能性
2024/2/2発生の、中国・化学工場でアントラセン油*タンクの爆発、火災
タンクの配管に亀裂が入ったことが原因の可能性。2名が負傷
*アントラセン油=アントラセンを5-10%含むコールタールの留分
出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば」
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