2024/02/29
防災・危機管理ニュース
経済産業省が29日発表した1月の鉱工業生産指数速報値(2020年=100、季節調整済み)は97.6と、前月比7.5%低下した。ダイハツ工業の認証不正に伴う自動車メーカーの工場稼働停止の影響などで、ほぼ全ての業種が振るわず、2カ月ぶりのマイナス。低下幅は、新型コロナウイルスの感染が拡大した20年5月以来の水準となった。
生産の基調判断は、これまでの「一進一退」から「一進一退ながら弱含み」に下方修正。判断の引き下げは23年7月以来、6カ月ぶり。
1月の生産は全15業種のうち、14業種で低下。自動車工業は大雪による生産ライン停止のほか、ダイハツや豊田自動織機の認証不正問題などが影響し、前月比17.8%減の大幅なマイナスとなった。
〔写真説明〕経済産業省の石碑看板
(ニュース提供元:時事通信社)
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