【ワシントン時事】米下院の中国共産党に関する特別委員会のギャラガー委員長(野党・共和党)ら超党派の議員団は5日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を禁止する法案を発表した。運営する中国IT大手の字節跳動(バイトダンス)が「中国政府の管理下」にあり、安全保障上の脅威があると説明した。
 米国事業を非中国企業などに売却すれば適用しないと規定し、バイトダンスに「禁止」か「売却」かを迫る。トランプ前政権が同様の内容の大統領令を出したが、連邦地裁が差し止めている。法案が可決されれば、再び法廷闘争になる可能性もある。 
〔写真説明〕動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のロゴ(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)