米ワシントンに拠点を置く国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」は1日、パレスチナ自治区ガザで食料支援を行っていた職員「数人」がイスラエル軍による空爆で死亡したことを明らかにした。ロイター通信によると、死亡したのは5人で、英国人、オーストラリア人、ポーランド人が含まれている。
 AFP通信によれば、空爆現場は中部デイルバラで、一行は車で移動していたところを狙われたとみられる。WCKはX(旧ツイッター)で「人道支援に携わる人々と民間人は決して標的となってはならない」とイスラエルを非難。一方、イスラエル軍は声明で、この「悲劇的な事件」について徹底的な検証を行っていると説明した。 
〔写真説明〕国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の拠点=ワシントン(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)