【エルサレム時事】米政府は5日、イスラエルとイスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザでの戦闘休止や人質解放を巡り、カイロで週末に協議が行われることを認めた。AFP通信が報じた。米中央情報局(CIA)のバーンズ長官やイスラエル対外情報機関モサドのバルネア長官、エジプトとカタールの高官が参加するとみられる。
 ハマスは仲介国のエジプトなどがまとめた休戦案を拒否したばかりで、イスラエルとハマスの間接交渉は行き詰まっている。協議に先立ち、バイデン米大統領はエジプトとカタールの両国首脳に書簡を送り、合意に向けてハマスに圧力をかけるよう求めたと報じられている。 

(ニュース提供元:時事通信社)