【ニューヨーク時事】米電気自動車(EV)大手テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は5日、X(旧ツイッター)に「自動運転タクシーを8月8日に発表する」と投稿した。サービスをどこでいつから始めるかなど詳細は不明。マスク氏はかつて、自動運転タクシーを2020年にも投入するとしていたが、先延ばしされている。
 テスラ車は、運転支援システム「オートパイロット」を標準装備しているほか、より複雑な運転操作を車が担う「フルセルフドライビング」と呼ばれるオプションも提供。ただ、こうした名称が完全自動運転車を想起させる一方で、実際はドライバーがいつでも運転を代われるよう待機する必要があり、事故のリスクを高めているとの批判も上がっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)