危機管理担当者にお役立ち情報
連載・コラム
第130回:DRI会員がとらえた世界規模でのリスクのトレンド
今回は米国に本拠地を置く非営利団体である、DRI Internationalが2020年12月に発表した「6th Annual DRI International Global Risk and Resilience Trends Report」という調査報告書から。2019年の結果と比べて大幅な変動がある。
2021/01/12
第5回 ヒトあっての物種
情報セキュリティーやサイバーセキュリティーについては、テクノロジーやデータなどに関するシステム工学や情報科学分野からだけでなく、地政学あるいは政治学・経済学・法学・倫理学などのさまざまな専門家からのアプローチがあります。しかし、意外と少ないのが心理学からの視点でした。今回は、ヒト中心のセキュリティーの考え方について。
2021/01/08
サイバーリスクを「想定」できているか
2020年はサイバーリスク・エクスポージャの大きく変化した一年となった。 脅威ももちろん進化しているが私たちのITへの依存度も高まり、それに呼応するかのようにサイバーリスクの影響度も高まっている。
2020/12/24
DX推進と事業継続を支えるセキュリティの考え方
テレワーク環境での業務にはテレワークならではの新たなセキュリティ課題が生まれている。今回は、このようなさまざまな課題の解決に有効な新しいセキュリティの考え方、ゼロトラストセキュリティについて紹介する。
2020/12/18
身代金を要求するウイルス「ランサムウェア」が猛威を振るっています!
ランサムウェアとは、パソコンやサーバー上のデータを暗号化して復旧と引き換えに身代金を要求するウイルスをいい、2018年~2019年ごろから攻撃の手口に大きな変化が見られ、今年に入り国内でも猛威を振るっています。
2020/12/08
第4回 人工知能のリスクに向き合う人智
新しいテクノロジーとして期待される人工知能(AI)。力が大きい分、そのリスクも大きくなります。今回は、サイバーセキュリティーの観点からリスクの内実を見てみようと思います。
2020/12/04
大幅に減額された制裁金の決め手となったのは
厳格な個人データ保護法は欧州だけでなく、米国でも一部の州で既に始まっており、日本でも今年6月の改正個人情報保護法など徐々に厳しくなってきている。巨額の制裁金などセンセーショナルな話題にフォーカスしてしまいがちではあるが、これらに対する「あるべき姿」も徐々に浮かび上がり始めている。
2020/12/02
iPhoneのカレンダー機能に突然表示される通知に注意!
本年1月から8月にかけて、「iPhoneのカレンダーから、ウイルス感染しているという通知が出る」「身に覚えのないイベントが入っている」といった事例が増加しています。これは、iPhoneのカレンダー機能を悪用したフィッシング詐欺やサポート詐欺につながる新たな手口のため注意が必要です。
2020/11/19
第3回 効果的なサイバーリスク管理戦略
セキュリティーリーダーは、特定の脆弱(ぜいじゃく)性を掘り下げて、最も効果的で真にリスクを低減できる対策を探るべきです。「どのようにして全ての脆弱性から企業を守り、またこれらを修正するのか」という問題ではなく、「どの脆弱性がビジネスに最大のリスクをもたらすか」という問題に対処します。
2020/11/18
第123回:欧州ネットワーク・情報セキュリティー機関による年次報告書
今回紹介させていただくのは、欧州ネットワーク・情報セキュリティー機関(ENISA)から2020年10月20日に発表された「ENISA Threat Landscape」である。サイバーセキュリティーに関する最新動向や提言などがまとめられた報告書で、2012年から毎年発表されており、今回が8回目となる。
2020/11/10
単にITだけの話ではない
先日、サイバー攻撃によって人が亡くなるという痛ましい事件が報じられた。サイバー攻撃は企業や組織だけでなく、さらにその向こうにいる「人」にも脅威をもたらしている。単にITのリスクを下げていくだけでなく、組織や企業全体の経営リスクとしていかにサイバーリスクへの対策・対応を行っていけるのかが問われている。
2020/11/06
第2回 リスク評価に基づいた対策のポイント
ビジネス重視の計算に基づいてサイバーリスクを理解することが重要です。それはサイバーセキュリティー戦略の指針となるだけでなく、組織が事業継続、災害復旧、危機管理の戦略を構築する際にも不可欠なものとなります。
2020/11/04
第10回 新型コロナウイルスにより増大するリスクと保険
新型コロナウイルスにより増大しているリスクは売上蒸発、業績不振などさまざまです。その中でもサイバーリスク、与信リスク、テロ・治安リスクについて保険を活用した対応策を紹介します。
2020/10/30
第3回 情報セキュリティー統括責任者の資質
情報セキュリティー統括責任者CISO(Chief Information Security Officer)が近年注目を浴びています。CISOへの期待スキルはこの20年間で大きく変わりました。求められる新たな6つのスキルとともに、インサイダーとの対峙の仕方のポイントを紹介します。
2020/10/29
社会情勢の変化に便乗したサイバー攻撃
新型コロナウイルスの影響により、世の中では多くの変化が起きた。それに伴い多種多様のサイバー攻撃が生まれ、被害をもたらしている。それぞれの攻撃について、どのような被害が発生するか、どのように対策を行うかを紹介していく。
2020/10/28
在宅勤務の範囲と目的をはっきりさせているか?
前回は新型コロナウイルス感染予防の観点から、企業が新しいルールや制度を受け入れつつあることを説明しました。今回からは、その「ニューノーマル(新たな常態)」と呼ばれるルールや制度を取り入れることで新たに発生するリスクはないのか、またリスクがある場合はそれをどのように回避・低減していくべきかを考えます。
2020/10/21
個人情報を入力しているサイトは、本物(正規サイト)ですか?
IDやパスワードを盗み取るため、金融機関、ショッピングサイト、宅配業者などをかたって偽のウェブサイトに誘導するフィッシング詐欺。フィッシング対策協議会によると、2020年9月のフィッシング報告件数は2万8575件で、昨年同月比約4.6倍となるなど、インターネット利用の増加に比例してフィッシング詐欺が急増しています。
2020/10/15
デジタルリスクへの対策にゼロトラストは有効か?
今回はデジタルトランスフォーメーションを進める上で発生する、デジタルリスクを回避する(または下げる)ために、今再び脚光を浴びてきているゼロトラストを取り上げます。いうなれば、サイバーセキュリティーを実施する上での「マインドセット(考え方)」で、デジタルリスク管理の第一歩です。
2020/10/07
第119回:仙台防災枠組に基づく世界の災害リスクの概観
国連防災機関が昨年発表した「Global Assessment Report on Disaster Risk Reduction 2019」。世界での災害の発生状況や、災害リスク軽減策の実施状況などがまとめられている。今回は、2015年に仙台で開催された第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」の7つの目標の進捗状況が整理されている。
2020/10/06
BCPの実効性を阻害する要因は内部にある
ここ数年、BCP策定企業または策定中企業が抱える特徴的なキーワードが「実効性」への不安です。そもそも、企業がBCPの「実効性」に不安を覚えるのはなぜでしょうか。企業のレジリエンス能力は、詰まるところ、その企業の内なる問題です。本連載ではこのことをあらためて考え、ニューノーマルの時代に生き残るヒントを提示したいと思います。
2020/10/01
第9回 再保険の手配が必要な特殊な保険
再保険とは、巨額損失に備えて、保険会社が別の保険会社に保険をかけること。企業にとって保険加入が困難な特殊なリスクでも、任意再保険を活用することによって保険によるリスクヘッジが可能です。
2020/09/30
第2回 テクノロジーの変化がもたらす脅威
英国を本拠地としてグローバル展開する非営利法人(NPO)のInformation Security Forum (ISF)は、サイバーセキュリティ、情報セキュリティ、(デジタル)リスク管理の分野に特化し、実務を支える知恵を産み出し、解決手法を共有するコミュニティー。2回目となる今回は、Forbesに掲載されたISF幹部Steve Durbinによるテクノロジーの変化がもたらす脅威の具体例と、それに対する備えに関するエッセーを紹介する。
2020/09/29
第118回:在宅勤務環境を支えるITセキュリティーの確保
ITのレジリエンスやサイバーセキュリティーなどに関するアンケート調査。実施主体はデータバックアップやITシステムの災害復旧などのサービスを提供している英国のDatabarraks社。直近12カ月間におけるデータ遺失の原因を尋ねたところ、人為的ミス(Human error)が急増しているようだ。
大統領が国民に語る
メガJFOの大講堂は立見席のみとなっており、その中を大統領はステージを横切って演壇に歩み寄る。 「今、国土安全保障省のオジャミ長官と他の閣僚メンバーからニューヨーク市の現状に関する最新情報を入手した」 「わからないことはあまりに多いのですが、われわれが今知っていることをお伝えしましょう」
2020/09/25
第117回:パンデミック後に事業継続マネジャーは何をすべきか
BCMの専門家や実務者による非営利団体BCIとFortress Availability Services Limitedによる共同調査。事業継続の実務者に今後どのような能力が求められるのか、パンデミックを含むさまざまな事象に対峙(たいじ)していくための計画やソリューションはどのように変わっていくべきなのか、などを探ることを意図して行われたものである。
2020/09/15
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防災・危機管理ニュース台風情報改善へ検討会が報告書
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社用車の交通事故削減に光を当てるアワードが初開催
危機管理とBCPのおススメ本
危機管理白書2025年版
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
危機管理白書2024年版
2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]
危機管理白書2022年版
2022危機管理標語カレンダー【秋編】
2022危機管理標語カレンダー【夏編】
2022危機管理標語カレンダー【春編】
御社の状況に応じたBCPの改善方法が分かる!BCP診断ツール
一人一人の危機管理力を高めるワークショップ型訓練の進め方