第一生命ホールディングス(HD)は22日、子会社で福利厚生代行サービス大手ベネフィット・ワン(東京)の白石徳生社長(58)が同日付で辞任したと発表した。社内の懇親会で社員へのハラスメント行為が確認され、本人から辞任の申し出があった。後任は松田清人会長が兼務する。
 ベネフィット・ワンなどによると、7月に相談を受けて社内調査を実施、さらに外部弁護士を交えて調べた結果、ハラスメント行為が認定された。本人は第一生命HD専務執行役員の辞任も申し出、受理された。
 第一生命HDとベネフィット・ワンは「ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」と謝罪、再発防止に努めるとしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)