連載・コラム
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徳川8代将軍吉宗~享保改革の手腕:大胆な財政再建と人材登用~
江戸幕府<中興の祖>とされる8代将軍吉宗(1684~1751)の治世は、享保改革という一大改革期であった。江戸幕府3大改革の一つであるこの改革は、行き詰った財政事情の打開策を模索するものであった。倹約の奨励、武芸の振興、年貢の増強、定免制の実施、株仲間の承認、町人による新田開発の奨励、足高制・公事方御定書の制定、目安箱の設置、養生所の設立、医学洋学の奨励、人材の登用(今日の<おともだち政治・政権>とは正反対である)。紀州藩主にすらなれないと思われた男が55万石の藩主になり、あげくに将軍にまで上り詰めた。吉宗の享保改革は旧弊を打破する高邁で現実的な政策として評価が高い。以下「日本の時代史16」(吉川弘文館)などを参考にし、一部引用する。
2018/02/13
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防災活動をドローンでより安全に
ヘリコプターほど大がかりでなく、地割れなどで足を運べないところでも空撮できることから災害時の活用が進むドローン。最近は労働の現場での危険な作業の代替といった需要も出ている。2015年10月設立のブイキューブロボティクスではドローンが地方自治体の訓練にも活用され、存在感を広げている。同社の出村太晋(でむら たいしん)社長に話を聞いた。
2018/01/31
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草津はぜひ活発なリスクコミュニケーションを!
今年から書き始めたこのコラム。本来であれば、防災や危機管理に関するゆるいネタを少しづつ紹介しつつ・・などと思っていたのですが、なかなかそうも行きません。1月23日、群馬県北西部にある草津白根山が噴火。噴火による噴石や、同じころに発生した雪崩などで自衛隊員1人が亡くなり、11人が負傷しました。亡くなった方には心からご冥福をお祈りするとともに、負傷された方は1日も早く日常を取り戻せますよう祈念申し上げます。
2018/01/26
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神戸とお風呂とオオタカと
今週の1月17日は、阪神・淡路大震災から23年でした。当日の自分のことは自身のFBに書かせていただきましたので、もしよろしければそちらも合わせてご覧ください。 さて、兵庫県立大学減災復興政策研究科長の室﨑益輝教授が、ご自分のFBで、阪神・淡路大震災を振り返りながら以下のような示唆に富む書き込みをされておりました。
2018/01/19
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広域停電から連鎖的に発生する悪影響を食い止めるには
今回紹介する報告書『Cascading Effects and Escalations in Wide Area Power Failures - A Summary For Emergency Planners』(注1)(以下「本報告書」と略記)は、University College London(注2)の Institute for Risk and Disaster Reduction(リスク・防災研究所)が中心となって行われた研究プロジェクトの成果の一つで、広域停電を原因とするカスケード効果(cascading effect)に特化した報告書となっている。
2018/01/15
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レジリエンスの新しいカタチを目指して
少し遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。2016年にリスク対策.comのWeb版編集長に就任し、早くも3年目に突入しました。編集長としてまだまだ未熟ではありますが、読者の皆様や関係者の皆様、スタッフやライターの皆様の支えもあり、なんとか2017年を走りきることができたと思っています。心から、謝辞を申し上げます。
2018/01/12
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