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【Lesson1(6講義)】BCP(事業継続計画)の基本を学ぼう
BCP(事業継続計画)の概要を学びます。6回の講義に沿ってテンプレートを埋めることでBCPが策定できるように工夫された講座です。解説者は、リスク対策.comアドバイザーの岡部紳一氏です
2019/05/27
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企業をむしばむリスクとその対策
勘定あって銭足らず! これが黒字倒産
A社は土木事業を主力としている設立50年を超える中堅建設業です。今から10年前の2009年に東証1部に上場を果たし、近年の全国各地の自然災害に伴う復興事業に加え、東京オリンピック関連事業も重なり、足元の業況はフル稼働が続いている状態で、昨年度決算では200億円を超える売上高を計上しました。 しかしながら、土木事業の好況に伴う人件費の高騰や、砕石や生コンといった資材の供給不足などにより価格が急騰していることから、事業に係るコストが膨らみ続けていました。A社では、今月末に必要とされた運転資金の一部について金融機関に新規借り入れや借り換えを申し込みましたが、銀行担当の財務部長によれば「金融機関の融資姿勢が厳格化されている。特に建設業や不動産業に対する評価は低い」とのことで、拒否される可能性が高いとのことです。
2019/05/27
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安心、それが最大の敵だ
前回五輪の目前に東京を襲った大渇水
昭和39年(1964)、アジアで初めて開催された「世紀の祭典」東京オリンピック大会が、長引く異常気象のため中止のやむなきに至る危機性をはらんでいた史実をご存知だろうか。この異常気象とは何か? 大渇水である。「昭和の一大水飢饉」である。以下、拙書「砂漠に川ながる、東京大渇水を救った500日」(ダイヤモンド社)や水資源機構資料を参考にする。
2019/05/27
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知られていない感染病の脅威
再び猛威を振るい始めた結核-2
結核とは人型結核菌(結核菌)の感染が直接の原因となって起こる主として呼吸器系の慢性疾病です。新感染症法では二類感染症に分類されています。結核は、結核菌が侵入して増殖した臓器の炎症から始まります。結核菌は、飛沫感染あるいは空気感染により肺に侵入、増殖、結核特有の病巣形成する事例が多く(肺結核)、肺結核がすべての結核の約8割を占めます。一方、肺以外のいろいろな臓器でも結核菌は増殖して病巣を形成します。
2019/05/27
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レジリエントな社会って何?
第5回:BCPに不可欠な「ドメインナレッジ」
今回取り上げるのは前回ご紹介した双葉町の北部に隣接する福島県浪江町です。今回の事例でも、主に経済資本と組織資本、人間資本の働きがよく分かると思います。どの事象がどのキャピタルにあてはまるか、考えながら読んでみてください。
2019/05/26
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ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
有機フッ素化合物入り泡消火剤対策の危険性
今、世界の消防本部で泡消火剤の廃棄処理と代替が問題になっている。
2019/05/24
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地震10数分後に建物や人の被害を推計
地震発生から10数分後には、どこでどの程度の建物が倒壊したか、どの程度の死傷者が出ている可能性があるかなど、建物や人の被害状況が把握できるシステムが近く運用を開始する。これまで国立研究開発法人防災科学技術研究所(以下、防災科研)が構築してきた「リアルタイム地震被害推定システム」から提供される推定情報を、今年の7月から、特定非営利活動法人のリアルタイム地震・防災情報利用協議会(REIC)がこの情報を企業向けに配信する。
2019/05/24
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あるある職場のハラスメント!
「昭和の常識」が阻む女性活躍
「えー、もう帰るの? あそっか、時短だもんね」同僚たちの冷たい視線の中、そそくさと荷物をまとめるA子さん(女性・35歳)。
2019/05/23
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昆正和のBCP研究室
第6回:BCPのベースとなる防災・減災対策のあり方(その3)
「建物」については、1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた建物には新耐震基準が適用されているので、この基準を目安に耐震補強の要・不要を検討するのも1つの方法である。しかし現実には、地震の2次的な被害としての火災や、場所によっては液状化、地盤沈下、土砂崩れ、津波などさまざまな要因で建物に被害が及ぶ可能性も否定できない。
2019/05/23
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もしも大災害で社員が被災したら?
保険会社による保険料の支払猶予も
災害時の保険といえば保険金を受け取れるかどうかに注目しがちですが、実際に保険契約を締結している契約者にとっては、保険料の支払いも大きな関心事です。保険契約を締結したら、契約者は保険会社へ保険料を支払うことが必要となります。
2019/05/22
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官民連携の災害支援推進を
災害時に行政や企業、NPOなど支援団体、ボランティアなど関係者間の活動調整などを行っている特定非営利活動法人・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)は21~22日にかけて第4回「災害時の連携を考える全国フォーラム」を、東京都墨田区の国際ファッションセンターKFCホールで開催している。21日は山本順三・防災担当大臣も出席。オープニングセッションでは内閣府や日本経済団体連合会(経団連)の関係者も交えた災害支援に関するパネルディスカッションが行われた。
2019/05/21
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本気で実践する災害食
帰宅困難者の食べ物
私はいま「帰宅困難者」について考えています。なかなかいい考えが浮かばない。 そんな中、先日、東京へ出張し、ある会議で、たまたま実際に帰宅困難を体験した人と知り合うことができました。 その方は田島 眞(たじま・まこと)さんという70代半ばぐらいの男性です。会議の休憩時間に入った時、「帰宅困難者のことでコラムを書こうとしているのですよ。私は体験してないから困っていましててね・・」と話をしたところ、東日本大震災での経験を語り始めたのです。
2019/05/21
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第70回:サプライチェーンのレジリエンスに関するここ10年間のトレンド
これまで本連載では、BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCI(注1)によって毎年発表されている「Supply Chain Resilience Report」を度々紹介してきた(注2)。これは主にBCI会員に対するアンケート調査を通して、サプライチェーン途絶の発生状況や企業等における対策状況や問題意識などを探ろうとするもので、2009年に最初の調査が行われて以来、10年連続で行われている。
2019/05/21
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行政・NPO・ボランティア連携で宣言
内閣府と特定非営利活動法人・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)は20日、「行政・NPO・ボランティア等の三者連携・協働タイアップ宣言」を発表。東京都千代田区の内閣府で山本順三・防災担当大臣と栗田暢之・JVOAD代表理事による調印式が行われた。「全国情報共有会議」を開催し発災時の三者の活動内容の調整を行うほか、平時も意見交換に努める。
2019/05/20
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安心、それが最大の敵だ
嘉納治五郎の精神「自他共栄」再々説
本連載では嘉納治五郎(1860~1938)をすでに数回にわたって取り上げてきた。嘉納の高潔な精神に魅かれるからである。嘉納の略歴を改めて記せば、講道館柔道の創始者であり、学習院教頭をはじめ、第五高等中学(現熊本大学)・第一高等学校(現東京大学)・高等師範学校(東京教育大学を経て現筑波大学)の校長を歴任した、教育者であった。教育を「天職」とする知識人であった。
2019/05/20
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もしも社内で不祥事が起きたら
第6回 社内調査における ヒアリング手法 (4)
これまで数回にわたり、内部通報をした者そして関係者に対するヒアリングについて解説してきました。ヒアリング手法についての最終回の今回は、嫌疑対象者に対するヒアリングについてお話します。
2019/05/20
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都、マイタイムライン作成支援キット
東京都は17日、「東京マイ・タイムライン」と題した大雨や台風に備えたマイタイムライン作成支援キットを発表した。通常の配布版のほか6月中旬からデジタル版も配信され、スマートフォンやパソコンからも作成・保存が可能となる。
2019/05/17
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
もしかしてブレーキ踏めない人が多い?
滋賀県大津市の交差点で2台の車の衝突に巻き込まれた保育園児16名の死傷事故や、東京・池袋の交差点でクルマが暴走し母子2名の命が失われた事故など、痛ましい交通事故が相次いでいます。
2019/05/17
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危機管理の神髄
希望が煉瓦壁になる 我々は自らの脆さを忘れがちである
ベッドからはい出して床に倒れたとき肌に分厚い煙が押し付けられるのを感じる。できるだけ床に近くいるのがよいと誰かが言っていたことを思い出す。しかしそこに救いはない。熱と酸素不足があなたの心臓をどきどきとさせる。希望は遠のいていき、もう終わりだと悟る。意識を失いつつあるとき、遠く家のもう一方の端で、煙感知器がピッチの高い音を出すのを聞く。近くの煙感知器用に買っておいた新品の電池が使用されないで台所のカウンターにある。あなたの命を救ったかもしれない電池であるが交換されることにはならなかったものである。
2019/05/17
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お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
防災食に乾物を取り入れっぺ!
面白いものに出会いました。乾物です!乾物と聞いて皆さん何を思い浮かべますか? 普段、そんなに料理を積極的にやらない私にとっての乾物は「昆布? 」「かんぴょう?」くらいの知識だったのですが、とんでもありません。
2019/05/16
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時間をかけずにできる従業員の意識啓発訓練
発表者は、株式会社ディスコ の渋谷真弘さん。先進的な防災・BCPの取り組みを牽引するBCPチームリーダーです。
2019/05/16
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第6回 危機管理塾【2019年6月11日開催】
防災・BCP・リスクマネジメントの実務者向け勉強会である「第6回危機管理塾」は6月11日(火曜日)午後5時から、千代田区紀尾井町の剛堂会館ビル1階会議室にて開催します。発表者は、世界最大の総合楽器メーカー、ヤマハ株式会社の松島一博さん。全社の防災・BCPの取り組みを推進する中心的な役割を担っています。
2019/05/16
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もしも大災害で社員が被災したら?
携帯電話料金は支払期限延長や減額も
災害時こそ、携帯電話によって自らの状況を発信することや、端末を通じてニュースや被害情報を得ることが不可欠になります。そこで負担になるのが、携帯電話料金です。平常時であればクレジットカード払い、請求書、直接の口座引き落としなどで月々の料金を問題なく支払っていることかと思います。
2019/05/15
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災害時の代替拠点への移動手段・宿泊施設の確保はどうする?
2019/05/15
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本気で実践する災害食
非常持ち出し袋がない人は避難所に来てはダメ!
2019/05/14