左は東京都帰宅困難者対策ハンドブック、右は大阪府が作成した一斉帰宅抑制のちらし


私は今「帰宅困難者」について考えています。なかなかいい考えが浮かばない。もちろん、制度として東京都が帰宅困難者対策条例を出したり、大阪府が「事業所における『一斉帰宅の抑制』対策ガイドライン」を出したことは意味があることだとは思うのですが、果たして個人一人一人の意識がどこまで変わったのか? 
読者の皆さんの中にも、帰宅困難を体験した人もいれば、体験したことがない人もいるでしょう。しかし、どれだけ普段の備蓄が変わったのでしょう? 

そんなわけで、今回は、帰宅困難を実際に体験した人の話から紹介しましょう。
先日、東京へ出張し(私の自宅は兵庫県芦屋市です)、ある会議で、たまたま実際に帰宅困難を体験した人と知り合うことができました。

その方はTさんという70代半ばぐらいの男性です。会議の休憩時間に入った時、「帰宅困難者のことでコラムを書こうとしているのですよ。私は体験してないから困っていましてね……」と話をしたところ、東日本大震災での経験を語ってくれたのです。

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