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全国一斉、防災訓練。354社、8万3806人が参加【防災週間】
防災週間の9月3日。 この日、トヨクモ株式会社の安否確認サービス2を利用している企業や団体を対象に、全国一斉の防災訓練が行われた。 同社の安否確認サービスは、災害時に気象庁の情報と連携して自動一斉送信を行うというもの。 通知方法はメール(最大4アドレス)、専用アプリ、ツイッターの3種類が用意されており、利用ユーザーはログイン情報を入力することなく設問フォームにアクセスして、安否の状況を回答することができる。
2018/09/26
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ブロック塀倒壊で注目されるアルミ塀
今年6月の大阪北部地震を受け、倒壊のおそれがある“危険な塀”を見直す動きが進むなか、エクステリアメーカーの四国化成工業(香川県丸亀市)には、アルミ製の塀やフェンスに関する問い合わせが急増しているという。人命や緊急車両の通行を大きく左右するだけに、安全を求める声は切実だ。そこで同社は、ブロック塀に代わるものとしてアルミシステム塀「アートウォール」による防災・減災を呼びかけている。
2018/09/26
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安心、それが最大の敵だ
<戦前最長>野田醤油労働争議と<関東大震災時>の福田村虐殺事件
私は柏市に転居して以来、柏市はもとより隣接する野田市・我孫子市など(東葛飾地方)の歴史に関心を持ってきた。野田市関連では、戦前最長の218日にも及んだ野田醤油(現キッコーマン株式会社)の労使紛争と関東大震災時に発生した福田村虐殺事件(当時の香川県三豊郡、現観音寺市および三豊市の薬売り行商人15人のうち、妊婦や2歳、4歳、6歳の幼児をふくむ9人が斬殺された事件。妊婦の胎児を含め10人とする見方もある)に強くひかれるものがあった。2つの事件は、地元野田市ではタブー視するか「黙して語らない」傾向にあった。
2018/09/25
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自宅敷地内で避難できる「防災シェルター」とは?
近年の度重なる自然災害で、思いがけず避難所生活を強いられる人も少なくない。こうした中改めて注目を集めているのが自宅敷地内に避難できる「防災シェルター」だ。もともと核・生物・化学兵器から命を守るための「核シェルター」として米国で開発・製造されたもの。昨年、北朝鮮が日本を射程圏内にした大陸弾道ミサイルの発射実験を行ったのをきっかけに国内でも引き合いが増えていた。2017年からアメリカからシェルターを輸入している住宅会社・アンカーハウジング代表の吉山和實氏に聞いた。
2018/09/24
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ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるために
ペットを守るために知っておきたい「自然毒のリスクプロファイル」その1:ビーチの散歩で注意すること。
猛暑が続いた夏も終わり、めっきり涼しくなって、旅先で秋の自然や味覚を堪能する時期になった。 ペットを連れての旅行は楽しい。旅先のビーチで犬と一緒にジョギングしたり、フェッチしたりして、犬も飼い主も日頃のストレスを吹き飛ばし、旅を満喫できると思う。
2018/09/20
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女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
ペットセイバーの資格取りました!
ツイッターで話題になってたこのVR(バーチャルリアリティ)のこの天気予報が本当にすごい!
2018/09/20
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備蓄・水運び容易なフィルム製容器
共同印刷は液体を入れるフィルム製容器である「ハンディキューブ」の販売に注力する。軽量で持ちやすく、中身を入れても倒れない形状から、給水時に使用する容器として企業や地方自治体に備蓄品として訴求する。また小売も広げていく。
2018/09/20
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第56回:生態学における安定性とレジリエンス
本連載ではこれまでに、レジリエンスに関する先行研究などに関する系統的な文献レビューの結果をいくつか紹介したが、これらを含めてレジリエンスの概念に関する多くの論文を読み漁る中で、多くの研究者から頻繁に参照されている論文がいくつかあることに気付いた。今回はその中の一つを紹介したいと思う。
2018/09/19
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企業防災の要点、人事労務問題を平易に解説
地震・台風・豪雨など、今年も大きな自然災害が続き、市民生活だけでなく、企業活動にも少なからぬ影響をもたらしている。7年半前の東日本大震災をきっかけに、企業において防災マニュアルやBCP(事業継続計画)を策定する動きが急速に広がっているが、中小企業では未だ対応が遅れている現状がある。今年6月に発刊された同書は、こうした中小企業がゼロから防災対策を始められるための入門書。企業に求められる防災対策の基本事項から、被害を受けた拠点の早期復旧に至るまで一連の流れを時系列で押さえるとともに、その後の展開に必要となるBCPについても解説する。
2018/09/18
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五輪で通勤や物流の混雑対策、企業は必須
2020年東京オリンピック・パラリンピックは、選手・関係者の移動で主に選手村から競技会場への移動でバスが調達台数で約2000台、乗用車は約4000台が必要と見込まれている。選手や関係者の移動は自動車、観客は主に鉄道。東京都、内閣官房、大会組織委員会では混雑緩和に向けた取り組みを「2020TDM推進プロジェクト」として民間にも協力を呼びかける。また道路や鉄道の混雑具合の予想として「混雑マップ」の作成も行う。
2018/09/18
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安心、それが最大の敵だ
避難指示を受け取る側に立った情報提供のあり方
毎年のように日本列島を襲う水害・土石流・地震などの災害時における避難勧告や避難指示のあり方がクローズアップされている。災害時に、地元自治体などが発する勧告・指示が地域住民に適切に(タイムリーに)伝わっているのか、疑問視する声も聴く。同時に、勧告・指示を受けた地元住民が避難しようとしない「勧告無視・避難拒否」も重大な社会問題になっている。
2018/09/18
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葛西優香の23区防災ぶらり散歩
第4回【港区】マンション住民有志が集まり、全住民へ呼びかける(中)
港区は、人口24万3639人(2018年1月1日現在)のうち、6階以上かつ50戸以上の共同住宅、いわゆる高層住宅は約700棟に上り、約10万世帯が居住しています。「在宅避難」が原則の中、居住者はマンション内で自らの力で災害時を乗り越える対策を取らなければなりません。区内で懸命に活動を続ける2棟のマンションにお邪魔してまいりました。
2018/09/18
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
災害後に「赤紙」が貼られても住めない家の判定ではありません!
これが、貼られると絶望的な気持ちになる方も多いのです。赤くてインパクト強いですからね。 そのため、被災後の報道でも、「もう住めない」とか「年を考えると建て替えは無理」と赤紙を見ながら被災者が涙するシーンが報道されたりしているのですが、でも、これは間違いなんです!!!
2018/09/14
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そのボランティア活動、被災者のために有効か
「そのボランティア活動は本当に有効性が検証されたものなのか?と思うことがよくあります。あらゆるものの判断基準が情緒的で、正面から議論できない雰囲気になっているんです」と指摘するのは、神奈川県川崎市在住の高田昭彦さん(54)。
2018/09/14
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LIXIL、工務店向け「災害対策の手引き」を無料で一般公開
LIXIL(東京都千代田区)は、同社が運営するボランタリーチェーン「Good Living 友の会」の会員向けに作成した「災害対策の手引き」を9月12日から一般公開した。会員外でも、同会のトップページから無料でダウンロードすることができる。
2018/09/14
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AIブームとリスクのあれこれ
第2回:自動運転車の登場で交通事故は減るか?
よく晴れた休日の朝、朝食を終えたあなたは、自宅の車庫に待機している自分で充電し終えたばかりの「自動運転車」に話しかける。「今日は絶好のドライブ日和だなあ。僕ら家族をどこかリフレッシュできる場所に連れていってくれないか?」。すると自動運転車は答える。「東名を通って箱根方面はいかがでしょう? 今日なら富士山もよく見えますよ…」。
2018/09/13
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第16回 都市防災と集団災害医療フォーラム都市防災と集団災害医療を考える東京大学とのコラボフォーラム3
この夏は酷暑日の連続でしたが皆様は如何お過ごしでしょうか。 6月18日に震度6弱を記録した大阪府北部地震、6月28日から7月8日まで続いた西日本豪雨と連続して自然災害被害が発生しました。大阪府北部地震は西日本大震災の予兆と言われています。首都直下型地震、南海トラフ地震、更に千葉県房総沖地震などに発生の危険に加えて、地球温暖化によるエルニーニョ現象での巨大台風の多発と大雨による様々な被害が多発しています。
2018/09/13
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ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
火災防御のタイムラインについて。Time is Life (時は命なり)
火災防御は時間との闘いだ。先着隊の初動が早ければ早いほど、救命率は上がる。要救助者が怪我をしていれば悪化を予防し、被災していない財産を守ることが出来る。 だが、火災防御力を上げるための訓練施設は限られている。昔のように古タイヤや廃材を訓練棟内で燃やして、黒煙を出すことも出来ない。スモークマシンによる白い煙と水は出せたとしても、実火災の熱や濃煙を体験できる施設は少ない。
2018/09/12
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豊洲企業連合が昭和大江東豊洲病院を見学
IHIやSCSK、アスクルなど東京都江東区の豊洲地区にある20社で構成する「豊友会(ほうゆうかい)」は7日、今年度第1回の施設見学会を豊洲にある昭和大学江東豊洲病院で開催。病院の概要のほか、発電装置や免震装置など事業継続についての施設見学などを行った。
2018/09/12
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【講演録】国際的大規模イベントのセキュリティ対策
東京2020オリンピックは2020年7月24日に開幕し、33競技339種目で競われます。参加する選手は最大1万1090人。8月25日開幕の東京2020パラリンピックは22競技、540種目で選手数の最大4400人です。 1964年の東京オリンピックと比較すると、種目数は163から339とほぼ倍になっているにも関わらず、全体日程は2日間しか延びていません。東京2020オリンピック・パラリンピックは、規模が大きいだけではなく日程的にかなり過密で複雑なイベントになっています。
2018/09/11
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りんかい線、コミケの経験五輪に生かす
2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場が多く置かれる東京都の湾岸エリア。オリンピックは全42競技会場のうち14会場と中央区晴海に選手村、江東区有明の東京ビッグサイトにはメディアセンターが置かれる。このエリアの輸送で大きな役割を担うのが、東京臨海高速鉄道が運営するりんかい線だ。りんかい線は3日間で50万人近い参加者をビッグサイトに集める「コミックマーケット(以下コミケ)」で大人数が一度に集まるイベントの経験を積んでいる。
2018/09/11
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防災オヤジーズくま隊長の「知らないとキケンな知識」
第2回 昭和のバケツリレーに秘訣あり!
火災は人間が唯一防げて、コントロール可能な災害なのです(だから防火防災なのです)。江戸時代は水道などないわけで水が貴重であるためほとんど水による消火はなかったようです。さすまたは防犯用ではなく火災時の破壊道具として使われることもありました。ですから、消防署の地図には、さすまたのマークが使われていますよね。
2018/09/11
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編集長コラム「うラかたの日々」
災害時の間違ったトイレの使い方。もしかしたら僕が悪かったのかもしれない
こんにちは。リスク対策.comの大越です。なぜ、このコラムを自分の名前を名乗るところから始めるというと、今回のコラムは私のとても個人的な経歴と深く関連するからです。
2018/09/11
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五輪での熱中症をどう防ぐ
東京2020大会で最も懸念されるリスクの1つが熱中症だ。総務省消防庁によると、今年4月30日~9月2日までの熱中症による全国の救急搬送人数は9万2099人で、前年同期(5万1048人)を倍近く上回った。このうち、初診時における死亡者は157人。今年7月には、愛知県豊田市で小学校の校外学習に参加した1年生の男子児童が熱中症で死亡するという事故も発生した。2年後のオリンピックでは、こうした過酷な環境の中、マラソンを筆頭に数多くの競技が行われることになる。サマータイム制の導入もささやかれているが、選手だけでなく、数十万人にのぼる観客や警備員、ボランティアなど大会従事者の対策をどうしたらいいのか。
2018/09/10
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【講演録】「想定外」を乗り越える、多層リスク管理を
企業がリスクマネジメントを考える際、日本では地震・火災・事故・テロ・感染症など、被害の上流にある「原因」まで遡って対策をとることが多くあります。実際、火災が起きたあとの対策を考えるよりも、火事が起きない準備をすることが一番効果が高いのです。
2018/09/10