4月30日午前3時半ごろ、京都市下京区の国道1号線五条通の「高倉交差点」で、水道管が破損して水が漏れ出て、車が浸水するなどの被害が発生した。水道管は埋設してから京都市が交換の目安とする60年を超えており、11月ごろ撤去が予定されていたという。同日夕方までに水道管の取り換え工事が行われ、周辺の交通規制も解消した。

全国の水道管は、総延長約74万キロに及ぶとされる。このうち、2割を超える約17.6万キロが40年の法定耐用年数を迎えている。耐用年数に達する管路は今後急増し、2042年度時点で約7割となることが予想されている。