2025/06/11
防災・危機管理ニュース
農畜産物などの取引を適正化し、持続的な食料供給を目指す「食料システム法」が11日、参院本会議で可決、成立した。コスト上昇分の価格転嫁を促すため、売り手から価格に関する協議の申し出があれば誠実に対応することを努力義務とし、品目によって人件費や輸送費などを指標化した「コスト指標」を作成する。
コメや野菜など日常的に購入される食品は、店頭での値上げに対するハードルが高く、原材料費の高騰やコストを十分取引価格に転嫁することが難しい。こうした課題に対処するため、名称を含めて現行法を抜本改正し、合理的な価格形成と付加価値向上を目指す。対応が不十分な場合、事業者名の公表なども行う。
〔写真説明〕店頭に並ぶ果物や野菜=4月15日、東京都内(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/28
-
-
-
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
-
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方