【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は21日、人工知能(AI)の普及が雇用に与える影響を調査し、失業者らの支援策の検討を指示する命令に署名した。労働市場で生じ得る混乱に対応し、AIによる生産性向上の恩恵を労働者が享受できるようにするのが狙いだとしている。州によれば、こうした命令は全米初という。
 命令は州当局に対し、AIが労働市場に与える影響に関するデータの収集や分析を指示。その上で、雇用保険や退職金といった失業者へのセーフティーネット政策の見直しや、職業訓練拡充の検討を求めた。また、AIによる企業の成長が労働者の資産形成につながるような支援策も盛り込んだ。 
〔写真説明〕米西部カリフォルニア州のニューサム知事=19日、ワシントン(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)