2025/06/26
防災・危機管理ニュース
ソフトバンクは26日、成層圏を飛ぶ無人機から電波を送る「HAPS(ハップス)」を使った通信サービスを2026年に国内で開始すると発表した。まずはプレ商用サービスとしてエリアや利用者を限定して試験的に運用。災害時などの活用を想定している。一般向けサービスは27年以降の開始を目指す。
高度約20キロメートルの成層圏から通信サービスを提供するHAPSは、「空飛ぶ基地局」と呼ばれる。通信衛星よりも低い高度にとどまるため伝送遅延が少なく、地上の基地局よりも広範囲をカバーできるのが特長。大規模災害時の通信インフラの復旧や、山間部などの電波が届きにくい場所での通信確保といった場面での活用が想定される。
〔写真説明〕ソフトバンクが米Sceye(スカイ)から導入予定の「空飛ぶ基地局」と呼ばれるHAPS(ソフトバンク提供)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/23
-
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方