気象庁は14日、東海では15日昼前にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表した。県別では、三重県が15日明け方まで、愛知、岐阜両県が同日の朝まで、静岡県は昼前まで発生する恐れがある。
 日本海西部の低気圧や太平洋高気圧の影響で、南から暖かく湿った空気が17日にかけて流れ込み続ける見込み。
 一方、西日本では14日、激しい雨の降る所があった。大気の状態が不安定になり、15日にかけて大雨や落雷、突風、ひょうに注意が必要という。
 15日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海250ミリ、近畿150ミリ、中国と四国80ミリ。
 東海はその後、16日午後6時までの同雨量が150ミリ、17日午後6時までの同雨量が200ミリ。線状降水帯発生時は雨量がさらに増えるとみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)