ケロッグ米特使(ウクライナ担当)は14日、ロシアの侵攻下にあるウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。ゼレンスキー氏は通信アプリ「テレグラム」に「生産的な協議を行った」と投稿した。

 ケロッグ氏はこれより先、メディアの取材に「1週間滞在する」と述べた。ロイター通信によると、トランプ米大統領はウクライナに防空システム「パトリオット」を供給する意向を示しており、ウクライナ側と具体化に向けた協議を続けるとみられる。 

 ウクライナのイェルマーク大統領府長官はテレグラムで、安全保障の強化や2国間の協力など「協議のテーマは多数ある」と表明。ロシアには停戦の意思がないと指摘し、「力で平和を取り戻すのがトランプ氏の原則であり、ウクライナもこのアプローチを支持している」と強調した。(時事)

(ニュース提供:時事通信 2025/07/14-21:09)

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