2025/07/17
防災・危機管理ニュース
三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取は17日、「2026年3月末までに全ての保険会社からの出向者の受け入れを廃止する方向で検討を進める」と表明した。出向元の保険会社への情報漏えいといった一連の不祥事や、それを受けた金融庁の監督指針改正の動きなどを踏まえた。
半沢氏が会長を務める全国銀行協会の定例記者会見で明らかにした。三菱UFJ銀では15日、日本生命保険からの出向者が不正取得した内部情報を無断で持ち出し、自社内で共有していたことが発覚。半沢氏は「詳細の確認を進めるとともに、出向者の業務管理やモニタリング体制強化について必要な検討を行う」と説明した。
三菱UFJ銀には現在、保険商品の販売促進などの目的で生命保険や損害保険会社から約200人が出向。同行では東京海上日動火災保険からの出向者による情報漏えいも発覚している。
(ニュース提供元:時事通信社)
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