【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の国防省は12日、国境地帯にあるパキスタン軍の拠点を11日夜に攻撃したと発表した。首都カブールを含む自国領内を空爆されたことへの報復と主張している。
 国境を挟んだ複数地域で攻撃の応酬が発生。暫定政権のムジャヒド報道官は記者会見で、タリバン部隊が作戦で「パキスタン兵58人を殺害、タリバン兵9人を失った」と語った。一方パキスタン軍は、死亡した自国兵士は23人で、タリバン兵ら「200人以上を殺害した」と主張した。 

(ニュース提供元:時事通信社)