独立行政法人国際協力機構(JICA)は31日、ジャマイカで発生したハリケーン・メリッサによる被害に対し、同国政府からの支援要請を受けて、緊急援助物資の供与を開始したと発表した。ハリケーン・メリッサはジャマイカの観測史上最強のカテゴリー5で上陸し、西部および中部の被災地で甚大な人的・物的被害が発生している。被災者は約150万人に及ぶとみられており、カリブ海の島国ハイチとドミニカ共和国でも大きな影響が出ている。ジャマイカへの緊急援助物資は、 テント、スリーピングパッド、ポリタンク、浄水器など。至近便でキングストンへ輸送を調整中だという。