2025/11/27
防災・危機管理ニュース
システム障害でビールなどの出荷が滞ったアサヒグループホールディングスは27日、サイバー攻撃による障害の影響で、個人情報191.4万件が漏えいした恐れがあると発表した。勝木敦志社長は同日、東京都内で記者会見し「お客さまに多大なる迷惑をおかけしていることを、心よりおわび申し上げる」と陳謝した。9月29日の障害発生後、社長が公の場で事情説明するのは初めて。
191万件には、グループ各社に問い合わせなどをした顧客情報152万件と従業員らの情報が含まれる。従業員の情報18件については漏えいが確認されている。段階的に復旧を進め、12月初めにシステムでの受注を再開、来年2月までに納品にかかる日数などの正常化を目指す。併せて接続制限の厳格化や攻撃検知の精度の向上など再発防止策も講じる。
勝木氏は、出荷停止の影響を受けた飲食店などの顧客への金銭的な補償は内容に応じて個別に対応していく考えを示した。自身の進退に関しては「個人としては責任を全うしたい」と話した。
〔写真説明〕記者会見で頭を下げるアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長(中央)ら=27日午前、東京都千代田区
〔写真説明〕記者会見するアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=27日午前、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/12/05
-
競争と協業が同居するサプライチェーンリスクの適切な分配が全体の成長につながる
予期せぬ事態に備えた、サプライチェーン全体のリスクマネジメントが不可欠となっている。深刻な被害を与えるのは、地震や水害のような自然災害に限ったことではない。パンデミックやサイバー攻撃、そして国際政治の緊張もまた、物流の停滞や原材料不足を引き起こし、サプライチェーンに大きく影響する。名古屋市立大学教授の下野由貴氏によれば、協業によるサプライチェーン全体でのリスク分散が、各企業の成長につながるという。サプライチェーンにおけるリスクマネジメントはどうあるべきかを下野氏に聞いた。
2025/12/04
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/02
-
-
-
-
-
-
目指すゴールは防災デフォルトの社会
人口減少や少子高齢化で自治体の防災力が減衰、これを補うノウハウや技術に注目が集まっています。が、ソリューションこそ豊富になるも、実装は遅々として進みません。この課題に向き合うべく、NTT 東日本は今年4月、新たに「防災研究所」を設置しました。目指すゴールは防災を標準化した社会です。
2025/11/21







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方