木原稔官房長官は8日の記者会見で、東シナ海の日中中間線付近で中国による新たなガス田掘削の動きを確認したと明らかにした。政府は中国に対し外交ルートで抗議した上で、東シナ海の資源共同開発に関する2008年の日中合意に基づき、早期に交渉を再開するよう求めた。
 木原氏によると、中間線の西側海域で中国が移動式の掘削船を固定している様子を海上保安庁が確認。同庁は付近を航行する船舶の安全のため、2日に航行警報を発出した。
 木原氏は「日本側の度重なる抗議にかかわらず、中国側が一方的な開発行為や既成事実化の試みを継続していることは極めて遺憾だ」と批判した。 
〔写真説明〕記者会見する木原稔官房長官=8日午前、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)