スカイマークは6日、国際線の航空運賃に上乗せされることが多い燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、早ければ2027年春に、国内線に導入する方向で検討していると明らかにした。中東情勢の悪化による航空燃料の価格高騰を踏まえたもので、企業努力では高騰分を賄えないためと説明している。
 現在、国内線の運賃に燃油サーチャージを付加しているのは、地域航空会社のフジドリームエアラインズ(静岡市)のみだが、日本航空も来年4月から導入する計画。全日本空輸は「燃料費の動向に応じ、設定可否を検証・検討していく」としている。
 燃油サーチャージは通常、航行距離が長い国際線に付加されている。しかし、航空各社が加盟する定期航空協会によると、米国とイスラエルによるイラン攻撃後1カ月で、航空燃料の価格は約2.5倍に急騰。円安の影響も加わり、サーチャージがほとんどない国内線の収益性は「より深刻な状態に陥っている」という。 
〔写真説明〕スカイマークの機体=2019年12月、東京・羽田空港

(ニュース提供元:時事通信社)