農林水産省は19日、家畜伝染病の「豚熱(CSF)」が発生した農場で、事前にワクチンを接種し検査で陰性だった豚などは殺処分の対象外とする新たな方針について、全国の関係者にオンラインで説明を行った。従来は全頭を殺処分していたが、農場経営への影響が大きく作業負担も重いため、対象を限定する。適用は同日付。
 殺処分の新たな規定は、15日に成立した改正家畜伝染病予防法に盛り込まれている。説明会では担当者が、適切なワクチン接種で免疫を獲得し、症状もない豚なら感染拡大リスクはないと強調した。ワクチン接種区域外の北海道で発生した場合は、今後も全頭殺処分の対象になるという。 

(ニュース提供元:時事通信社)