20日の東京株式市場で、日経平均株価は5月1日以来、約3週間ぶりに節目の6万円を割り込んだ。世界的な金利上昇が投資家心理の重しとなり、下げ幅は一時、前日比1200円超まで拡大した。午前の終値は786円43銭安の5万9764円16銭。
 前日の米国市場でも主要株価指数はそろって下落。資源価格が高止まりし、インフレが加速するとの見方から長期金利が上昇したことが嫌気された。この流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄が下落した。特に金利上昇で割高さが意識されやすかった人工知能(AI)関連株の売りが目立った。
 市場関係者は「これまでAI関連株が集中的に物色されたため、過熱感も強かった」(中堅証券)と指摘した。 

(ニュース提供元:時事通信社)