【ニューヨーク時事】カナダでの大規模な山火事の影響が米国で広がっている。米環境保護庁によると、16日は五大湖に近い中西部のシカゴやデトロイトなどで、空気の汚れ具合を示す「大気質指数」が6段階中で最も悪い「危険」となった。ニューヨーク市でもマムダニ市長が屋外活動を控えるよう市民に呼び掛け、警察署などでマスクを無料配布するなど、対応に追われた。
 カナダ政府の天然資源省が公表しているデータによると、カナダ全域で800件超の山火事が発生。うち100件以上が「制御不能」となっている。米東部から距離が近いオンタリオ州でも多数の山火事が起きている。米航空宇宙局(NASA)によると、今年は例年に比べて山火事は少なく推移していたが、6月末からは乾燥や高温を背景に活発化しているという。 
〔写真説明〕16日、カナダで起きた山火事の影響で煙に覆われたような大気状態となったニューヨーク(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)