気象庁は29日午後、熊本県で28日午後に最大震度7の地震が発生した際、宇城市と嘉島町、甲佐町の計3カ所にある震度計に何らかのトラブルがあり、震度データをまだ入手できていないと発表した。宇城市は市内の別の場所にある震度計が震度7を観測したが、両町は他に震度計がなく、「推計震度分布図」では同6強と推定される。
 推計震度分布図は観測した震度と地盤の揺れやすさのデータを統合し、震度観測点がない場所の震度も250メートル四方ごとに推定した図で、同庁ウェブサイトで公表されている。28日の大地震時は、震度観測点では宇城市と氷川町が震度7だったが、熊本市などの一部地域も同7と推定された。
 同図によると、大きな被害があったイオンモール熊本(嘉島町)付近は震度6強、日本製紙八代工場(八代市)付近は同6弱とみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)