国土交通省は4日、道路や鉄道の下をくぐる「アンダーパス」の冠水対策として、同日から新たに全国の国道6カ所で事前通行規制を導入すると明らかにした。千葉市で8月、記録的豪雨により冠水したアンダーパスで死者が出たことを踏まえた措置。警戒レベル4の大雨危険警報が発令された時などに、予防的に通行止めにする。
 同省によると、今回対象としたのは、北海道釧路市の国道44号、山形県酒田市の国道7号、同県鶴岡市の国道112号、新潟市の国道7号、鳥取県米子市の国道9号、高知県須崎市の国道56号。過去に冠水し、リスクが高い場所を選んだ。
 死者が出た千葉市のアンダーパスでは8月末、国が管理する国道で初めて事前規制を導入しており、対象を拡大した。同省は今後、遮断機の設置といった車両進入対策についても検討する。 
〔写真説明〕大雨で水没した地下立体交差(アンダーパス)=8月14日、千葉市中央区

(ニュース提供元:時事通信社)