熊本県で最大震度7を観測した地震で運行を取りやめた九州新幹線は、30日になっても全線復旧のめどが立っていない。31日朝、博多―熊本間で本数を減らして運行する予定だが、熊本―鹿児島中央間は依然として運休したままだ。
 JR九州は、新八代駅付近でレールの接続部分が50センチ以上ずれたり、高架橋が損傷したりしていると説明。防音壁が落下するなどの被害も200カ所以上確認されているが、余震が続くことに加え、設備の点検も終わっていないため、復旧には時間がかかるとしている。
 同社の貞苅路也常務は29日の記者会見で、今回の被害について「経験したことがない」と説明。専門家などと連携し、調査と復旧作業を進めていくとした。 
〔写真説明〕28日に熊本県内で発生した地震の影響によりゆがんだレール(JR九州提供)
〔写真説明〕28日に熊本県内で発生した地震により、損傷した高架橋(JR九州提供)

(ニュース提供元:時事通信社)