2026/08/01
防災・危機管理ニュース
熊本県で最大震度7を観測した地震の被災地は1日、発生後初の週末を迎えた。断水が続く中、9000人以上の避難者に、連日の猛暑日が追い打ちをかけている。県災害対策本部によると、関連調査中を含めた地震の死者は36人。一部自治体では災害ボランティアの活動が始まった。
死者36人のうち身元が確認できたのは27人で、2人については地震との関連を調査中。県は身元確認を急ぐ一方、氏名は遺族の同意を得てから公表する方針を示している。
1日午後2時時点で避難所は218カ所に設置され、9068人が身を寄せる。停電はおおむね復旧したが、空調を求めて車中泊で暑さをしのぐ人も多い。
気象庁によると、今月1~6日にかけて最高気温が35度以上の猛暑日となり、3日は40度の酷暑日となる見通し。危険な暑さがしばらく続くとして、熱中症予防を呼び掛けている。
断水は6万9400戸に上り、復旧のめどは立っていない。災対本部は国と県、市町村の情報を一元的に集約し、優先すべき給水車の派遣先を調整するなど給水支援を強化している。
益城町では1日にボランティアセンターを開設。壊れた家財道具の運び出しなど、復旧に向けた取り組みが始まった。嘉島町、御船町でもボランティアの募集が始まっている。
爆発事故が起きたイオンモール熊本(嘉島町)では、警察や消防、自衛隊による捜索活動が1日正午に終了。がれきの撤去などを進めた結果、取り残された人はいないと判断された。
〔写真説明〕熊本県で最大震度7を観測した地震発生後初の週末を迎え、ボランティアの受け付けをする人たち=1日午前、熊本県益城町
〔写真説明〕熊本県で最大震度7を観測した地震発生後初の週末を迎え、ボランティアの受け付けをする人たち=1日午前、熊本県益城町
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方