【台北時事】台湾軍は5日、中国の武力侵攻に備えて毎年行う大規模軍事演習「漢光」を14日までの日程で開始した。期間中に実施する住民参加型防空訓練の際、台北を含む北部と中部の14の県や市で、初めてスマホなどのデータ通信速度を30分間大幅に制限する。サイバー攻撃などによる通信障害を体験させ、対処に慣れてもらう狙いがあり、人口の7割超の約1700万人が今回影響を受ける。
 演習には現役兵のほか予備兵約2万人を動員。シナリオを事前に伝えず、海岸で敵の上陸阻止、内陸で持久戦などの訓練を行う。中国による海上封鎖に対抗するため、西太平洋で台湾海軍と海巡署(海上保安庁)が合同で演習する。 
〔写真説明〕5日、台湾中部地域で軍事演習に参加するM60A3戦車(国防部提供・時事)

(ニュース提供元:時事通信社)