携帯トイレメーカーのMOSHIMO HACK(東京都東村山市)は、令和8年熊本地震の被災地に対する災害支援として、自社開発の「非常用トイレ-MET100(100回分)」を被災地の公民館や露天施設などに商社を通じて、13万回分配布した。

同社は7月28日、所属する日本トイレ協会(東京都文京区)からの要請を受けて、約4万5000回分の携帯トイレの在庫を確保。同案件では納品できなかったものの、29~30日にかけて、複数の商社から在庫状況の確認と見積もり依頼が殺到したという。29日中には3万回分の注文が入り、30日に発送を開始した。また、31日には10万回分の注文を受け、最短で発送できるようチャーター便を確保、8月1日に発送している。

同社の工場から携帯トイレを出荷した

 

また、6日には、台湾の商社と共同で、約9000回分の携帯トイレを、熊本市南区にある日吉神社に発送した。同社の担当者によると「取引先の台湾の商社から、SNSで物資の受け入れを募集している日吉神社に寄贈したいと連絡があった。当社からの提供分も合わせて約9000回分の携帯トイレを配送した。」そうだ。

現地で支援活動を行う関係者によると、日吉神社は宇城市や氷川町に物を運ぶ物流の中継地として機能しているが「お盆期間に自宅に戻る住民も多い中、断水している地域への携帯トイレが足りなくなったため、SNSで救援物資の募集を行った」という。

画像を拡大 SNSで実際に投稿されていた、救援物資の募集画像