2025/03/28
ニュープロダクツ

スマートセキュリティとスマートタウン事業を手掛けるSecualは、AIカメラで人流を可視化する『Secual AI Camera(セキュアルエーアイカメラ)』サービスを提供する。防犯・防災・見守り機能を備えた次世代スマート街灯『Secual Smart Pole(セキュアルスマートポール)』に搭載したAI画像解析技術を利用するもので、従来手動で行われていた人流データ化業務の効率化を可能にする。公共空間・商業施設の運営支援、防犯・安全対策の強化、データ活用によるまちづくり支援などでの活用を提案する。
同サービスでは、AI画像解析技術を搭載した専用のエッジ端末でセキュリティカメラ映像の解析を行い、ダッシュボードで可視化する。具体的には、1)混雑度(人数カウント)や滞在時間、歩行者の流れの解析(人流データ分析)、2)歩行者の年齢、性別の推定(属性分析)、3)歩行者の感情の分析(感情分析)を行う。映像データは解析後に即時削除され、蓄積されるのは数値化されたデータのみとなる。なお、感情分析については当初未対応で順次対応していく予定。
同サービスは現在、一般社団法人聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメントによって聖蹟桜ヶ丘駅周辺エリアでのまちづくりに活用されている。
同社は今後、他の地域や商業施設等への展開を視野に、同サービスのさらなる導入を進めるほか、自治体や各種サービス事業者との連携に向けて技術開発を強化していく方針。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方