中部電力浜岡原発1、2号機(静岡県)の廃炉作業を巡り、中部電が廃炉の進捗(しんちょく)管理を担う「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」に対し、工事費用などを不適切に請求していた疑いのあることが26日、関係者への取材で分かった。中部電が内部調査を行っているといい、近く判明した事実関係について公表する見通し。
 関係者によると、中部電は浜岡1、2号機で実施した工事などの費用を同機構へ申請する際、実際より作業が進んでいるかのように説明。不適切な手続きに基づき、請求した疑いがあるという。
 原発を保有する電力事業者は廃炉拠出金を同機構に納付し、廃炉の際は実施計画を提出している。廃炉作業に伴う工事などを終えた後は、事業者が同機構に対して費用の支払いを請求する仕組みとなっている。 
〔写真説明〕廃炉作業中の中部電力浜岡原発の2号機で、原子炉圧力容器の上ぶたを大型切断装置で解体する作業員=2025年4月22日、静岡県御前崎市

(ニュース提供元:時事通信社)