【カイロ時事】ロイター通信は15日、紅海に面したサウジアラビア西部ヤンブー港で原油の積み込みが停止したと報じた。ヤンブーは原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上封鎖された後、サウジ産原油の代替輸出拠点となった。しかし、サウジの東西を結ぶパイプラインが攻撃を受け稼働を停止し、備蓄量の減少が懸念されていた。
 パイプライン攻撃に関しては、中東情勢を巡るサウジとイランの対立を背景に、イラクの親イラン組織が関与した可能性が取り沙汰されている。また、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は紅海の要衝を次々に制圧。サウジ船舶に対して宣言した「海上封鎖」と共に圧力を強めている。 
〔写真説明〕サウジアラビア西部の紅海沿岸にあるヤンブー港の石油関連施設の衛星画像=3月4日、米プラネットラブズ社撮影(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)