2026/04/14
防災・危機管理ニュース
経営再建中の日産自動車は14日、将来的に販売車種の約9割に人工知能(AI)を使った自動運転技術を搭載すると発表した。販売モデル数は現行の56から45に絞り込み、合理化を図る。いずれも、同日発表した「長期ビジョン」に盛り込んだ。
日産は工場閉鎖や人員削減などのリストラ策に一定のめどが付いたと判断。反転攻勢の道筋を示した長期ビジョンで、AI活用を戦略の中心に据える方針を示した。まず、今夏発売予定の新型高級ミニバン「エルグランド」に、2027年度末までに次世代自動運転技術を導入する。
イバン・エスピノーサ社長は「再建に向けた歩みを着実に進めている。AI技術の可能性を最大限に生かし、電動化と車のイノベーションを加速させる」と述べた。
長期ビジョンは日本、米国、中国を事業基盤を支える「リード市場」と位置付けた。日本では、28年度以降に小型車などの新モデルを投入し、若年層への浸透を強化。30年度までに年間55万台の販売を目指す。米国では現地生産比率を引き上げ、中国は現地販売だけでなく、各国への輸出拠点とする。30年度までに米中でそれぞれ年100万台販売する目標を掲げた。
〔写真説明〕「長期ビジョン」を発表する日産自動車のイバン・エスピノーサ社長=14日午前、横浜市
(ニュース提供元:時事通信社)

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