IDEMITSU MARU(写真:出光興産)

今年の2026年4月29日、出光興産の大型石油タンカー「IDEMITSU MARU」がイランと米国により封鎖されていたホルムズ海峡を通過したという報道がされました。実際に通過した日は前日の4月28日でしたが、4月29日には、駐日イラン大使館がXに「出光興産が所有する「日章丸」がイラン産の原油を日本に運ぶために1953年に行った歴史的な任務は、両国間の長きにわたる友情の証であり、そのレガシーは今日においても極めて大きな意義を持ち続けています」と投稿しました。

出光興産がなぜホルムズ海峡を最初に通過できたのか? ホルムズ海峡封鎖の危機をいかにして乗り越えたのか? 1953年の「日章丸事件」を振り返りつつ、企業の持つレジリエンスの力の観点から見ていきます。