第26回 海外危機管理(11)
日章丸事件(その一)
高原 彦二郎
出光興産株式会社に入社。ロンドン、香港副支店長、北京所長、本社課長を歴任。海外現地法人の経営管理、内部統制、経営監査、中東駐在員のクライシスマネジメント、ビジネス・リスクマネジメント等を経験。2005年コンサルビューション株式会社を設立し、海外に進出した日系企業のリスクソリューションを中心にコンサルティングを行っている。中小企業診断士。事業承継士。第三者承継士。人を大切にする経営大学院(EMBA)。
2026/10/05
海外事業を成功させるリスク管理とは
高原 彦二郎
出光興産株式会社に入社。ロンドン、香港副支店長、北京所長、本社課長を歴任。海外現地法人の経営管理、内部統制、経営監査、中東駐在員のクライシスマネジメント、ビジネス・リスクマネジメント等を経験。2005年コンサルビューション株式会社を設立し、海外に進出した日系企業のリスクソリューションを中心にコンサルティングを行っている。中小企業診断士。事業承継士。第三者承継士。人を大切にする経営大学院(EMBA)。
今年の2026年4月29日、出光興産の大型石油タンカー「IDEMITSU MARU」がイランと米国により封鎖されていたホルムズ海峡を通過したという報道がされました。実際に通過した日は前日の4月28日でしたが、4月29日には、駐日イラン大使館がXに「出光興産が所有する「日章丸」がイラン産の原油を日本に運ぶために1953年に行った歴史的な任務は、両国間の長きにわたる友情の証であり、そのレガシーは今日においても極めて大きな意義を持ち続けています」と投稿しました。
出光興産がなぜホルムズ海峡を最初に通過できたのか? ホルムズ海峡封鎖の危機をいかにして乗り越えたのか? 1953年の「日章丸事件」を振り返りつつ、企業の持つレジリエンスの力の観点から見ていきます。
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