2015/04/09
セミナー・イベント
日本的思考がもたらす対策の盲点
【アジェンダ】 ■在日フランス商工会議所が策定したBCPマニュアルの概要 ■BCP対策の課題(発生確率の考慮は必要か?避難訓練は機能するか?) ■結果事象と原因事象から考えるBCP |
在日フランス商工会議所がこのほど、首都直下地震を想定した「BCPマニュアル」を発行しました。同マニュアルを策定したのが、同商工会議所の事業継続マネジメント委員会委員長で、日産自動車の内部監査に長年携わってきた経験を持つピエール・スヴェストル氏です。
欧米では、「地震」「火災」「新型インフルエンザ」など、事象に応じてBCP(事業継続計画)を作るのではなく、「建物に入れない」「ITが使えない」「人が集まれない」など、結果的に経営資源が陥る状況「結果事象」を想定してBCPをつくるケースが多いと言われていますが、同所がまとめたマニュアルでは、日本での首都直下地震のリスクの大きさを考慮し、政府が2013年12月にまとめた「首都直下地震の被害想定」を前提に、BCPの必要性や考え方や地震発生時や発生後の対応などを簡略に示しています。マニュアルには、必要な事前対策が「チェックリスト」でまとめられており、その内容は日本企業でも役立てることができます。
今回のセミナーでは、スヴェストル氏を講師に招き、フランス商工会議所が策定したBCPマニュアルの概要と、スヴェストル氏が考えるBCP対策のポイントなどについてご紹介ただきます。※すべて日本語となります。
■日時:2015年6月5日(金) 14時~16時
■会場:明治薬科大学剛堂会館ビル 1階セミナールーム
■住所:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27
印刷用地図
■アクセス:地下鉄有楽町線麹町駅1番出口から徒歩2分
■参加費:5000円
■定員:30人
■プログラム
14:00~15:30(講演)
15:30~16:00(質疑)
■主催:リスク対策.com事業部
※プログラムは講師都合等により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、カンファレンスの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。
【お問合せ】
新建新聞社 リスク対策.com事業部
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL 03-3556-5525
E-mail: risk-t@shinkenpress.co.jp
セミナー・イベントの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方