拠点から広がる活動の輪

防災まちづくりの会「まある」の活動を支えているのが「まあるカフェ」。防災まちづくりの会「まある」に所属する松長さんご夫妻の自宅の空きスペースを利用し、住民間のコミュニケーションを深める場として、2017年10月にオープンしました。

住宅街の一角にある「まあるカフェ」

優しくオーダーを聞いてくださるのは、近くに住む竹内信子さん。週末になるとドリップコーヒー担当で店に立つ平井裕二さん。店先のオープンスペースのベンチの修理に臨む山口雅樹さん。奥様の山口美保子さんは、ピザ、焼き菓子づくりの担当。メインのパスタなどランチメニューを担当しているのが、ご自宅を開放している松長貴子さん。ほかにも数名のスタッフがいて、すべて地域にお住まいの方の力が集結してカフェの運営が行われています。

一人ひとりが役割を持ち、やりがい・生きがいを感じながら営業中!

カフェを拠点にイベントなどを開催すると、子どもや若い世代のパパやママが訪れる。ママの憩いの場にもなり、お年寄りの休憩場所にも、待ち合わせ場所にもなっていく。町では、カフェで出逢ったことがきかっけで挨拶をする人、手を振ってコミュニケーションを取る子どもも増え、まさに地域の交流発信拠点となっています。

週に2日の営業。みんなが無理のない範囲で行える営業日数が長く続けるコツ

「駅から家まで歩いていると知り合いに会わない時がないくらいです」と話すのは、まちづくりの会の代表を務める山口雅樹さん。企業務めをしていた山口さんにとって、地域にお知り合いが増えたことは、うれしい現象。お話する山口さんの表情は非常に穏やかで安心感があふれる笑顔です。