写真を拡大 災害情報を流すほか、平常時は地域情報を流すなど使い分けが可能(出典:日立ケーイーシステムズ資料)

日立ケーイーシステムズは、UPS(無停電電源装置)とデジタルサイネージを組み合わせ、災害情報などを表示する「MediaSpace(メディアスペース)」の販売に注力している。避難所となる公民館や学校などで災害情報を流すほか、スマートフォンの充電もできる。

中央官庁、地方自治体やインフラ事業者などが出す情報を集約したLアラートや、NHK放送、ツイッターの情報を災害時にデジタルサイネージに表示する。自動翻訳による多言語対応も予定しており、外国人への情報提供も可能となる。USBから給電ができるため、災害時に需要の多いスマートフォンの充電にも対応する。最大で72時間連続稼働。また、流すコンテンツは顧客により編集が可能で、平常時にはニュースや天気予報、地域情報をサイネージで流すといった使い方ができる。

UPSの大きさは幅390ミリ、高さ700ミリ、奥行き620ミリで重さは約95キロ(サイネージデイスプレイ、スマホ充電機器は含まず)。オープン価格。日立ケーイーシステムズでは、公共施設のほか、企業からの需要も見込んでいる。

■MediaSpaceの詳細はこちら
http://www.hke.jp/products/MediaSpace/index.htm

(了)

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com:斯波 祐介