2019/07/12
ニュープロダクツ

日立ケーイーシステムズは、UPS(無停電電源装置)とデジタルサイネージを組み合わせ、災害情報などを表示する「MediaSpace(メディアスペース)」の販売に注力している。避難所となる公民館や学校などで災害情報を流すほか、スマートフォンの充電もできる。
中央官庁、地方自治体やインフラ事業者などが出す情報を集約したLアラートや、NHK放送、ツイッターの情報を災害時にデジタルサイネージに表示する。自動翻訳による多言語対応も予定しており、外国人への情報提供も可能となる。USBから給電ができるため、災害時に需要の多いスマートフォンの充電にも対応する。最大で72時間連続稼働。また、流すコンテンツは顧客により編集が可能で、平常時にはニュースや天気予報、地域情報をサイネージで流すといった使い方ができる。
UPSの大きさは幅390ミリ、高さ700ミリ、奥行き620ミリで重さは約95キロ(サイネージデイスプレイ、スマホ充電機器は含まず)。オープン価格。日立ケーイーシステムズでは、公共施設のほか、企業からの需要も見込んでいる。
■MediaSpaceの詳細はこちら
http://www.hke.jp/products/MediaSpace/index.htm
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- デジタルサイネージ
- MediaSpace
- 日立ケーイーシステムズ
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方