2015/07/10
C+Bousai vol3
地区防災計画モデル地区フォーラム
静岡県静岡市上足洗(かみあしあらい)3丁目は人口1600 人弱、約650世帯の非常に小さな地区である。静岡市の中心部・駿府城から2㎞ほど離れており、駿府城公園と同じくらいの面積で、高齢化率は26%。
この地区は幸い今まで大きな災害に遭ったことがないが、静岡県の第4 次被害想定では、最大震度7と予想され、延焼火災も「5」で最大の危険度になっており、液状化は全地区100%ということになっている。
1999年、佐藤隆氏が町内会の防災部長に就任し、16 年間1 人で防災活動をやってきた。その後、サポーターの石井洋之氏が地域防災と企業防災を並行してやる必要があるのではないかと提案し、リーダーと意見が一致し、そこから協働活動を開始した。
2014年8月、佐藤氏の私的ブレーン6名を選任し、「楽縁隊」を結成。9 月に内閣府の「地区防災計画モデル地区募集」の情報を知り、メンバーと一緒に着手し、応募することになった。その後10月に審査に合格し、この楽縁隊が実質的に活動を開始したという流れである。
楽縁隊の参加メンバーは、この地区にお住まいの元サラリーマンだが、それぞれ経歴(業種)が違い、さまざまな能力をお持ちの方である。特別メンバーとしては、田辺信宏市長、地区民生委員などがいる。
楽縁隊では、地区の高齢化率が比較的高いという特性から、要援護者の命を守るということを基本方針としている。さらに、短期の目標と長期の目標を立て、具体策を考え、実際に活動をしている。
活動の内容は、2014 年10 月から始め、まだ半年足らずだが、5回の月例会と3回の研修会を実施した。まさに自主的な研修会で、地区の集会所に集まって勉強会を行っている。
去年の10月から始まり、まだスタートしたばかりだが、「今後はこういうことをやりたい」という案が次から次に出ている。
訪問活動の一番の成功要因は、戸別訪問をしているということ。1600 世帯を6人で手分けし、どこに要援護者がいるかを把握した。実際に民生委員から情報をいただいている方以外にも要援護者はいた。
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