2016/07/01
噴火リスクにどうそなえる?
山梨県環境科学研究所所長で、富士山ハザードマップ検討委員会の委員長を務めた荒牧重雄氏(東大名誉教授)「世界的にも、富士山ハザードマップ検討委員会の報告書のような、火山災害を総合的に見た事例はほとんどないが、これで終わってしまってはいけない。最終的には、自治体担当者が見て分かるように、具体的なリスクシナリオを示して、各担当部ごとに何をすべきか検討できるぐらいまで落とし込んでいかなくてはいけない」と話している。
■被害想定は2兆5000億円
富士山ハザードマップ検討委員会の報告書では、噴火が宝永噴火と同じ16日間継続した場合、2兆5000億円もの被害が出ると算出している。しかし、ここにはサプライチェーンの途絶に伴う企業活動の停止や、風評による被害などは含まれてはおらず、さらに大きな被害になることは考えられる。一方、噴石などに伴う人的な被害は出ないとしている。
※2 噴火期間中の降雨状況よりも、その後の出水状況等により被害状況が異なる。
噴火リスクにどうそなえる?の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/02
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
-
-
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方