東南アジア6カ国から政府人材を受け入れ研修する(写真はイメージです)

NECはカンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、ベトナムのASEAN6カ国から主にサイバーセキュリティ主管官庁職員を対象とした「サイバー攻撃防御演習」の研修を実施する。国際協力機構(JICA)からの受託業務で、3年間実施。今年は20日から3月3日にかけて約20名を対象に行う。

講義では技術の基礎知識やサイバー攻撃の被害やその対応、最新の脅威情報と対策といったカリキュラムを用意。さらに政府機関が攻撃を受けたという環境を作り、発見や報告、問題個所の隔離などを行う実践的防御演習を行う。最先端のサイバー施設のある情報通信研究機構(NICT)や石川県能美市の北陸先端科学技術大学院大学の見学も行う予定。

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