消火器を持つ、ピンを外す、バルブを持って消火器を握ると行った一連の動作をVR上で行い、実際に近い消火訓練を個別に体験できる。

アイデアクラウド(本社:愛知県名古屋市)は2月24日、防災教育やイベントなどで使用できるVRコンテンツ「防災VR」「防災VR for Instant」「防災VR for KIDS」それぞれの「火災編」を開発し、2月23日から提供開始したと発表した。本格的な防災訓練から子ども向けの災害疑似体験のラインアップを揃えた。

「防災VR/火災編」は消火器を持つ、ピンを外す、バルブを持って消火器を握ると行った一連の動作をVR上で行い、実際に近い消火訓練を個別に体験できる。


「防災VR for Instant/火災編」は、60秒の制限時間内で体験を完了するので、イベントなどで多人数の体験が可能。実際に煙が充満した部屋からの脱出を体験できる。


「防災VR for KIDS/火災編」は、教室内で火に巻き込まれるVR体験を行い、火災の怖さを学ぶ啓蒙的なコンテンツ。子どもでも体験できるように単眼のヘッドマウントディスプレイに対応している。

今後、「防災VR」の「地震編」「津波編」製作を予定。同社は「防災イベントや防災施設で導入しやすいパッケージ商品などを開発していく」としている。

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