2017/03/15
防災・危機管理ニュース

NTTレゾナントは9日、「訪日外国人と日本人の防災意識に関するアンケート」の調査結果を発表した。2016年に訪日した人数上位3カ国の中国、韓国、台湾の訪日経験者と日本人を対象に行ったもの。防災への取り組みに関する設問では8項目中6項目で中国の実施率が一番高く、中国、韓国、台湾それぞれの約9割の訪日経験者が「自国語に対応した防災アプリをダウンロードしておきたい」と回答した。
調査対象は1500人。中国、韓国、台湾で過去5年以内に訪日経験がある人が各300人、日本は過去の災害で自宅が倒壊した経験がある被災経験者が300人、非被災経験者が300人。
防災への取り組みに関する設問では、実施率が一番高かった中国で「被災時における家族間での連絡方法」(62.0%)や「家族間での避難場所の確認」(56.3%)「避難袋の準備」(53.3%)を行っている人がそれぞれ半数を超えた。
中国・韓国・台湾それぞれの約9割の訪日経験者が「自国語に対応した防災アプリをダウンロードしておきたい」と回答した理由は、「日本で被災した場合に最も困る事が、日本語への通訳」で、中国が13.0%、韓国が18.0%、台湾が22.7%となった。
■ニュースリリースはこちら
http://pr.goo.ne.jp/goo/2017/19949/
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/15
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方